「転職したい」新入社員急増
07/8/03 | 労働経済
今年4月に入社しながら、早くも転職を希望する新社会人が増えています。人材紹介最大手のリクルートエージェントには6月半ば時点で前年同期の2倍にあたる170人の新社会人が転職希望を登録しました。他の紹介会社でも前年を上回る多数の希望者が集まっています。企業が大量の新卒採用を薦めた結果、人材と職場のミスマッチが増えたとの指摘が多いですが、大学などには若者の移り気の早さを不安視する声も強まっています。
厚生労働省の調査では入社3年以内に退職する大卒者の比率は1990年代前半頃まで20%台で推移しましたが、直近の2003年卒では35.7% となっています。最近の転職希望者の増加を見る限り、若者の「早期転職」は一段と増えそうな状況です。
(日経新聞 8/3)
厚生労働省の調査では入社3年以内に退職する大卒者の比率は1990年代前半頃まで20%台で推移しましたが、直近の2003年卒では35.7% となっています。最近の転職希望者の増加を見る限り、若者の「早期転職」は一段と増えそうな状況です。
(日経新聞 8/3)